穏かな晴れの日々が続く事もあれば、曇り、雨、雷、台風の日もあります。
ストレス時にまず私たちが行いやすい対処は「我慢する」であり、人によっては「なかった事にする」、「愚痴を言う」、「起こっている問題の認識を変えてみる」、「問題そのものの解決へと立ち向かう」など様々な対処を試みます。
対処の1つに、「一旦棚上げする」、「そこから撤退する」という方法があることも、頭の片隅にお置きください。一時的に「逃げる」は1つの選択枝です。(参考:逃げ恥・逃げ若)
苦痛により、落ち込む、気分が滅入る、イライラする、眠れないなどの症状が出た時、「我慢の線引きが難しい」とのお声をいただき、単純化した基準を作ってみました。
これまで感じた事のないような強い苦痛なら、すぐに撤退し、「助けて」と言い、態勢を整えた後に、再度取り組むべきです。既に乗り越えた事のある苦痛でしたら、以下を参考にご判断ください。
・すぐ対処すべき/または一旦撤退すべき苦痛:
解決の道筋が見えず、ストレス因の違法性が高い 苦痛が強まっている 毎日のように苦痛を感じる 体調不良、顔色の悪さを周囲に指摘される いつもその苦痛を感じる、または考えてしまう 生活・仕事面で被害が出ている・拡大している ハラスメントが疑われる 苦痛による疲労が強く、苦痛の後には何もできない お先真っ暗 手助けが無い
・耐えてもよい苦痛:
期間の見通しが数か月以内であり、ストレス因の違法性が低い 苦痛の程度に変化がない 頻度が低く、毎日繰り返すものではない 苦痛の程度は周囲に気づかれず、体に不調はない その場を離れると切り替えられ、ぐずぐずと続かない 生活・仕事はいつも通りできている 苦痛が終わると、何か楽しみがある 耐えた後に何か得る物をイメージできている 手助けがある
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